uta3daysのブログ

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村上春樹のおすすめ作品ランキング

大好きな作家さんの1人である村上春樹さんのおすすめ作品を紹介していきたい。
村上春樹作品はほぼ全て読んだと思います。
大きく2つのジャンルに分けられる。ファンタジーと恋愛である。
ファンタジーは『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』、『1Q84』などである。
恋愛は『ノルウェーの森』や『スプートニクの恋人』などである。どちらとも独特な世界観の中に物語が展開をしていき多くのファンを持つ。
今回はこの2つのジャンルをバランス良く混ぜておすすめを紹介していきたい。

第5位 『風の歌を聴け

作者の処女作である。初めてこの作品を読んだ時は衝撃を受けました。
リズムがある文体と独特な世界観。

今まで一度も読んだことのない文章には感動をしました。
1979年に発表された作品ですが今なお新しく感じる作品です。村上春樹を初めて読む方には
ぜひ最初に手にとって頂きたい作品です。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

第4位 『海辺のカフカ

こちらはファンタジージャンルの作品になります。ファンタジーとゆうか抽象度が高くわかりにくい作品ではありますがナカタさんなどのキャラクターがグイグイと読むのを引っ張ってくれます。
村上春樹作品を数冊読んでから挑戦して頂くと良いかも。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

第3位 『走ることについて語るときに僕が語ること』

上では恋愛とファンタジーと分けましたが村上春樹作品で忘れてはいけないのがエッセイ。小説だけでなくエッセイもまた面白いのです。特に『走ることについて』は走ることを語ることによって作者の作品への姿勢や哲学がわかるのが面白いです。読み終わると走りたくなります。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

第2位 『ノルウェーの森』

村上春樹が日本を代表する作家となるきっかけの作品になります。恋人の死による喪失と愛が村上春樹独特の世界観の中で展開されます。ノルウェーの森を読んだ後に『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んで頂くと補完されて良いと思います。
村上春樹の恋愛ワールドにハマった人は『女のいない男たち』などもオススメです。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

第1位 『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』

ファンタジー系ではダントツで完成度が高く面白い作品です。『風の歌を聴け』では圧倒的なオリジナリティのある文体で文学界に衝撃を与えたが『世界の終わりと』では物語性も完全に組み込まれ村上春樹作品の完成と言っていい作品だと思います。もし村上春樹作品を1つだけ選ぶとしたらこの作品を選びます。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)

最後に

村上春樹作品を読みたいけど、どの作品から読めばいいかわからないという人はこちらのランキングを参考にして頂ければと思います。そして1冊でも読んで気に入っていただければ他の作品にも挑戦してみて下さい。
まだ村上春樹作品を読んでないなんて羨ましい!ぜひぜひ読んでみて下さい!