uta3daysのブログ

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2年間のニート生活を語る。あの時僕はニートだった その2

大学卒業後無事?ニートになった僕は実家に寄生することになる。家には両親とワンコ。後に祖母が加わることになる。僕の場合は引きこもりというよりもニートだったので外に出ることも多かった。もちろん近所の目は気になるので家から出るときは早足だった。

ニートの1日は意外と忙しい

空っぽの時間には意外と何かが埋まってくるものだ。仕事も学校にも通っていないニートも例外ではない。僕の場合は朝起きると30分間の英語の音読をまず行っていた。将来英語を使った仕事をしたいと考えていたこともあるが、勉強をしているということが自分自身への言い訳にもなり精神衛生上良かったからだ。英語の音読が終わると次はワンコの散歩に30分行く。家族へのせめてもの罪滅ぼしのつもりだった。何かしら家族に役に立たないと申し訳ない気持ちだったのでワンコの散歩は引き受けていた。両親が会社に行くまで息を潜め、2人が出て行った後はパーティータイムでほぼPCでお昼までネットサーフィンをしていた。

ニートは意外と午後も忙しい。

お昼ご飯を食べ終わると週3ペースでジムに通っていた。仕事をしていないくせに体については異常に気をつけていた。普通僕と同年代の人が仕事をしている時間帯にジムでしこしこトレーニングしている僕は異常だっただろう。僕は自由業で成功してお昼から時間がある青年を装っていたが周りのトレーナーには僕がニートだってことはバレていたと思う。しかしニート時代に運動していた事は良かったと思う。ネガティヴになりやすい思考を運動をすることによりポジティブに変えることができる。暗いニートより明るいニートの方が周りにも良いだろう。

至高の時間 〝5時に夢中!〟

ニート時代は本当によく5時に夢中!を見ていた。5時に夢中!とは東京MXテレビで午後5時から放送されている1日のニュースをランキング形式で紹介していく情報番組である(なぜか東スポの記事が1位になりやすい)マツコを生み出した番組としても有名である。あのアウトロー感がニートの僕には心地良かった。5時に夢中!を見ている時だけは自分がニートである事を忘れることができた。月曜日から金曜日まで毎日見ていた。5時に夢中!が終わるとワンコの散歩に行き母親と晩御飯を食べて寝る。このローテーションを繰り返していた。いつか天職が見つかり自分は大成功してやるというなぞの野望を持ちニート生活をしていた。
続きます