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uta3daysのブログ

自分の体験や興味あるものをつらつらと書いています

『この世界の片隅に』は泣ける映画なのか

昨日『この世界の片隅に』のレビューを書いていてふと思うことがあった。そういえば映画を観た後僕は泣いただろうか?

とゆうのもツイッターなどで『この世界の片隅に』の感想を見てると〝泣けました!〟〝開始5分で泣けました〟など泣けたツイートを多く見つけることができた。実は僕も泣く気満々で映画館に行った。しかし実際に劇場で泣くことはなかった。

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今まで観て泣いた映画で思い出せるのは『バタフライエフェクト』『ミッション8ミニッツ』だ。どちらともループ系の映画なのが面白い。『バタフライエフェクト』なんてオアシスの歌を聞いた瞬間に涙腺が崩壊した。どうやら僕の涙腺スイッチはそこらへんにあるみたいだ。(あんまり書いてしまうとネタばれになるのでここで記載は控えます)本当に上記作品は名作なので皆さんツタヤで借りて観てみてください!

話がずれました。『この世界の片隅に』は泣けるのかどうか。僕は劇場では泣けなかったです。でも映画館を出て新宿駅に向かっている時に涙が溢れでてきました。

映画が終わりテアトル新宿を出て駅に向かいました。最後の回だったので夜の8時は過ぎており暗くなっていました。しかし金曜日、そして新宿なので人は多く、ネオンもきらびやかでした。

この世界の片隅に』のことを考え咀嚼したがら歩いていると前に複数の男女がワイワイと交差点前で信号が青になるのを待っていました。

男女共20代で大学生か卒業してすぐぐらいの年齢だろう。女の子は真っ赤な口紅をひいて笑顔で笑っている。肌は白くネオンが薄く反射していた。その笑顔を観た瞬間に泣いてしまった。

なぜかそこで笑っているいかにも今風の子がもんぺを着て化粧気無しの姿がイメージできたからだ。

たぶん彼女達は生まれた時代が戦争の時であってもそのような笑顔をしていたんだと想像できた。今まで戦争中は誰もが無表情で暗く過ごしていると思っていたが『この世界の片隅に』を観てそうではない事に気がついた。

戦争時に比べ確かに今は死の危険性や食料問題は無い。しかし現代だってタフな時代だ。年間の自殺者は3万人を超える。仏陀が言うように〝生きる〟そのこと自体が苦なのかも知れない。しかし人は生きていかなければならない。タフでクソッタレな世の中だけど笑顔で生きていく。その姿に涙が出た。彼女には彼女の苦悩があるだろう。しかし人生を笑顔で過ごそうとする。そんな事彼女は考えたこともないだろう。もしかしたらどんな環境でも笑顔で楽しく生きることは人間の本能的な行動なのかもしれない。以上が『この世界の片隅に』は泣ける映画なのかの個人的見解でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。